第12回 かわるモノ変わらぬ者

いままでスマホで書いてたから分かんなかったけど、PCだと文の見え方が全然違うよーこんばんは

 

時が立つのが早いですね。もう1年の3%ほどが過ぎましたね早いね。今日もあと30分だぜ☆

 

小幅な時間の進み方も早いけど、地元に帰ると大きな時間軸での変化を感じますよね。

昔あったモノが消え、新しいモノが増えて。

 

ああ時間はたってるんだなとしんみりしたり、しなかったり。

小さかったモノを大きく・大きく思っていたモノを小さく感じる時がしんみりしますけれどもね。一番

 

そんな中でも変わらなおいものはやっぱりあって

それは愛だ友情だというよりもラーメンの味や美味しいジェラートにこそ見出す。

あぁすみません。さみしい男だといわれても反論しません。ノーガードです。

 

そういった故郷の味に舌鼓を打ちつつ、でも一番感動したりするのは20年以上変わらずそこにいるおっちゃん・おばちゃんの顔だったりしますね

 

生まれてこのかた、おっちゃんはスキンヘッドでスープをかき混ぜてるし、店を元気な阿波ガールたち(推定年齢不詳)が回してる。

一年中いつもいるこの人たちが今年もまたラーメン作って僕らのもとに運んできてくれるのだ。

信じられるかい?おっちゃんおばちゃんの顔は色あせずに20年間ここにいる。

この店の大きさが半分だった時からずっとこのメンバーで回ってるんだ

 

町一番のジェラート屋さんは今日も大繁盛。冬だろうがお構いなしに店いっぱい人が来てる。そんな客の一人である僕を迎え入れてくれるのは、いつものニコやかで朗らかな初老のおじさん。

ホント絵に描いたような雰囲気の持ち主でNHKの朝ドラに出ていたっておかしくない。

今日もダブルで325円のジェラートを食べる。店の内装は一度も変わってない。でも目の前の交差点に丸亀製麺が出来る前からここにあったんだ。カードショップが理髪店から飲食店に代わってもここにあり続けてるんだ。

 

探したらキリがないだろうけど、いつもそこに顔がある。20年やそっとでは変わらずそこに在る。顔を見られなくなる時は体調を崩したときか潮時か。

 

それを感じさせないほど鮮明にあり続ける姿。モノは街の姿は刻々とカタチを変えていくのに人間の姿はそう変わりやしない。

 

建物の方が不変に見えて、その実人間の方が不変的に思えてくるからおかしい。

 

人間は変われる動物かもしれないけどそれ以上に変わらない動物なんだと知る。

 

そんな瞬間だったと思います。

 

いや街自体の時間の進み方と人間の進み方を比べても仕方ないかもしれないけど

 

モノと生物じゃ、案外変わらないのは生物の方なのかもしれない